Jazz / Fusion
テーマは【Mellow Jazz Funk】。
今年の暑すぎた夏がようやく終わり、少しずつ日差しが柔らかくなっていくこれからの季節。今回は、秋の陽だまりのように心地よいジャズファンクグルーヴを大特集。
まずは、Sky High Production制作のBlue Note期の人気が高いBobbi Humphrey。今回はEpi移籍3作のラストを飾るALから、Minnie Ripertonを彷彿とさせるキュートな歌声とフルートの音色が優しいメロウダンサーを。
続いてもフルート奏者のDave Valentin。Dave GrusinがProdしたALに収録されているMichael Jacksonカバーは、メロウ大王Leon Ware作のクラシック。
みんな大好きRoy Ayersは、自ら運営していたUno Melodicからリリースした名盤に収録のタイトル曲を。Vibraphoneの音色も心地よいメロウステッパー。
そしてブリージンなギターでお馴染みのGeorge Bensonは、2001年にリリースされた大名盤「Breezin’」のデラックスエディションで初出となったWes Montgomeryカバーの1曲。ライブ盤としては既出ですが、こちらはスタジオ盤で、なぜでしょう、この曲を聴くたびにDonny Hathawayを思い出します。
続くCatch Up IIの1曲は、ヨーロピアン(ドイツ)美メロジャズダンサーの金字塔と呼ばれる美しさが過ぎる1曲。一瞬にして高揚感と多幸感に包まれる究極の1曲です。
続いては多くの人に愛されるPatti Austinの名曲。ちなみにこの曲のドラムは元StuffのSteve Gaddで、今回の1曲目と2曲目のドラムも叩いています。
ラストの2曲は、やはり秋のMizell兄弟祭り。前出Sky High Production制作の1つの最高到達点と言っても過言ではないGary Bartzの大名盤から、ファンクバンドL.T.D.のカバー。このALの随所で登場するStevie Wonderの元奥方Syreeta WrightのVoも最高。
最後はSky Highといえば、やはりDonald Byrdの「Black Byrd」からの1曲を。
それでは最後までどうぞごゆっくりとお楽しみください。
Vol. 60: 9/8 update
8 Tracks / 40m00s
Next update: 10/6
*update on Sunday every 4 weeks
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